口腔がん・口腔外科セカンドオピニオン外来
開設した背景
最近、女性タレントの口腔がんのニュースが報道されたのは記憶に新しいことですが、それに伴い当院では口腔がんのお問合せが非常に増えております。
そこでこのたび当院最高顧問の瀬戸皖一先生を中心として、「口腔がん・口腔外科セカンドオピニオン外来」を開設致します。瀬戸先生は当院提携の総合南東北病院グループ、口腔がん治療センター長、日本口腔外科学会元理事長で、アジア口腔顎顔面外科学会を創設された口腔がん治療の世界的権威です。
このたび超多忙の中、土曜日午前中に当院での検診をお引き受けくださいました。
また第一、第三月曜日には福田仁一先生にご担当いただきます。福田仁一先生は瀬戸先生の後、日本口腔外科学会理事長を継承された九州歯科大学元学長の高名な口腔外科医です。
瀬戸先生も福田先生も50年ほど前にスイス、バーゼル大学医学部顎顔面外科にて腫瘍外科を学んだシュピースル教授を師匠とする兄弟弟子にあたります。
担当医師
瀬戸 皖一>プロフィールページ
総合南東北病院
口腔がん治療センター
顎顔面インプラント再建研究所日本口腔外科学会専門医
日本口腔外科学会指導医・1965年
医科歯科大学歯学部 卒業・1978年~
鶴見大学歯学部第一口腔外科教授・1999年~
鶴見大学歯学部付属病院長・1999年~
日本口腔外科学会 理事長・2007年~
鶴見大学歯学部長・2003年~
国際口腔顎顔面外科学会理事 日本代表・2007年~
日本化学顔面インプラント学会 理事長・2009年~
南東北病院口腔がんセンター長・2009年~
顎顔面インプラント再建研究所長・2010年~
国際医療財団 理事長福田 仁一
日本口腔外科学会専門医
日本口腔外科学会指導医
(日本口腔外科学会特別顧問)・1993年~
九州歯科大学教授(口腔外科学第1講座)・1999年~
九州歯科大学附属病院長・2002年~
九州歯科大学学長・2006年~
公立大学法人九州歯科大学理事長・学長・2012年~
日本口腔外科学会 元理事長医療法人社団三成会新百合ヶ丘総合病院
歯科口腔外科研究所所長
こんな症状がある方は早めに受診しましょう
●症状例
- 舌がん症例 21歳女性
- 口腔粘膜の病変は多種多様なので、経験に裏付けられた診断力が必要。
一見何でもないような症状も、がんである可能性がある。
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瀬戸晥一先生からのメッセージ
口腔がんは舌の側縁部が好発部位ですが、そのほか歯肉、口蓋、口底、頬粘膜にも出てきます。
大抵無症状で、専門外の医師、歯科医師が診ても判断が困難なこともあります。
口腔内にしこり、潰瘍、赤いあるいは白い病変、腫れなどがあり、痛まないので様子を見ている方が多くおられますが、これは間違い。
早い時期なら切らずに治せる可能性はありますが、進行がんになると大掛かりな手術をして病巣を郭清し、生じた欠損に対して再建手術をすることになります。
こうなると会話する、食べる、飲み込むが困難になり、がんは治っても社会に復帰するのが難しくなる事が多いのです。
そのようにはしたくありません。切らずに治すためにも、何か気になることがございましたら、お気軽にお問合せください。
費用
相談費用 5,000円+税(自費)
口腔がん・口腔外科セカンドオピニオン外来【仮予約】
予約フォーム内容が正常に送信されますと、自動返信メールが届きます。そちらは仮予約になりますので、確定ではありません。予約確定日につきましては、翌営業日以降に当院から改めてご連絡させていただきます。